
工事費の1/3を助成金で縮減
現在当事務所の自宅兼作業場として兵庫県西宮市にある古民家の活用を検討しています。
兵庫県では、ある程度の築年数を経過した古民家で、その建物の構法などが条件を満たした場合、助成金を頂ける制度があります。耐震基準などについて建築士の確認を受けたものについては、当該部分の工事費を最大1/3を助成してもらえるという制度です。さらに、西宮市では独自の古民家助成金があり、兵庫県の補助金に上乗せして、当該部分の工事費の最大1/3を助成頂けるという制度です。
県内には魅力的な古民家が多くありますが、その活用の難しさや融資が下りにくいなどの理由から敬遠されがちです。そのため、質の良いものや改修により大変魅力的になる可能性を秘めたものなど、比較的安く購入できる場合があります。そのような場合、一度この助成金について検討してみる価値はあると思います。
融資審査についても、このような案件を取り扱っているところであれば十分に通る可能性がございます。
この制度は、住宅の設計だけではなく、物販やカフェ、飲食店などの店舗設計やオフィス設計などにも活用することができます。様々な要件がございますが、このような助成金制度を有効に利用することで、初期投資を抑えることが可能になります。
事前審査で補助金を確実に
助成金を頂くには審査が必要です。古民家の購入前に事前審査を行い、助成金が下りることがほぼ確約してから購入するなどの方法も考えられます。事前審査に必要な書類作成は、専門的な内容になりますので、相談をして頂ければ弊社で作成することも可能です。現地調査や改修計画など密度の濃い資料を作る必要がございますので、費用は発生しますがこちらの調査費用についてもフィジビリティ調査費として助成金を受けることが出来ます。
